ブルカミアの使用方法
ブルカミアは正しくお使いいただくことで最大限の効果を発揮します。
逆に使用方法を間違えると全く効果を発揮しません。
下記の使用方法をお読みいただき、正しくご使用ください。
手順①
底面フィルターと水中ポンプをセッティングする
・水槽の大きさによって底面フィルターと水中ポンプの種類・数量が異なります。
水槽に合わせたポンプ・フィルターをお選びください。
・底面フィルター及び水中ポンプは、必ず弊社推奨品をご使用ください。
※不明な場合は弊社までお問い合わせください。お客様の水槽に合った組み合わせをご提案します。
手順②
ブルカミアを水槽の中に入れ、平らにならす。
・水槽のサイズによって使用するブルカミアの量は異なります。(最低5~6cmの
厚みが必要となります。)
◎水槽のサイズが分かれば、カンタンに計算できます。
※不明な場合は弊社までお問い合わせください。必要な量をご案内致します。
※ブルカミアをセッティングした後は、ポンプのコンセントを引っ張ったり水槽を傾けるなどしないでください。
底面フィルターが動いたり、水中ポンプと底面フィルターが外れるなどしてブルカミアが底面フィルターの中に入り込み
リセットが必要になる可能性があります。
手順③
水槽の中に水を入れ、ポンプの電源を入れる
・水を入れる前に、ブルカミアが入っていたビニール袋を、敷き詰めたブルカミアの上に
置いてください。この上からゆっくりと水を流し込むと、水が濁らずに済みます。
水を入れ終わったらビニール袋を取り出し、ポンプのコンセントを入れてください。
※ポンプ・ヒーターなどは必ず水槽内に水を入れた後にコンセントを入れてください。
手順④
12時間程度経過後、バクターDDを入れて完了です。
水合わせをしてからお魚を入れてください。
・ブルカミアは水質を調整する機能を持っています。このため、水を入れ循環させると
数時間は水槽水の水質が激しく変化します。この水質変化によりお魚が体調を崩さない
ように、10時間程度は魚を入れずにお待ちください。
※ブルカミアには専用のバクテリア「バクターDD」を必ずご使用ください。
※バクターDDを入れる順番は魚を入れる前・後どちらでも問題はありません。
※水草は12時間経過前でも、水が透明になり次第植えることが可能です。
○こんな魚を飼育する場合は・・・
金魚や鯉、大型になる古代魚やナマズ類、カメ等を飼育すると、これらの生体がブルカミアを掘るなどして細かくしてしまい、ブルカミアの寿命を極端に短くしてしまう可能性が高くなります。
これを防ぐため、ブルカミアの上に粗めのネット+玉砂利等を敷き、ブルカミアを保護するようにしてください。
【ブルカミアQ&Aコーナー】
Q①ブルカミアの交換時期は?
A①飼育している生体の種類や、水量に対する魚の密度、給餌の量などで異なります。
※一般的には金魚・鯉・カメなどは半年程度、小型熱帯魚は1年程度での交換をオススメします。
Q②ポンプの吐出口に、立ち上げパイプは付けなくていいの?
A②ポンプから水が出た勢いで水面が波立っていれば必要ありません。
また、ポンプの水流が強すぎると感じた場合には「ストレーナー」等を接続し、
ポンプの水流を和らげてください。
Q③大きな魚を飼育しているため、魚がブルカミアを掘ってしまうんですが・・・。
A③ブルカミアの上にネットを敷き、その上に大きめの砂利(小石)を敷き詰めましょう。
そうすることでお魚がブルカミアを触ることが出来なくなるので安全です。
Q④カルキ抜きの薬や、水質を調整するコンディショナーは使っていいの?
A④あまりおススメしません。
カルキ抜きの薬に関しては、足し水をする時や水交換をするときには必要ですが、
最初のセッティングの際には必要ありません。(12時間程度お待ちいただければ)
コンディショナーによって水質が著しく悪くなることはないと思いますが、あまり
お勧めはしません。
Q⑤浄水器の水やRO水は使えますか?
A⑤水道水か井戸水を使用してください。
浄水器の水やROは変化しやすい(水質緩衝能力が低い)ため、使用しない方が良
いです。井戸水もしくは水道水のご使用をお勧めします。
Q⑥底面フィルターとブルカミアの間に、ウールマット等は敷かなくてもいいの?
A⑥敷かないで下さい。ウールマットを底面フィルターの上に敷くと、そのウールマットにブルカミアが目詰まりし、短期間で水が循環しにくくなります。
Q⑦他社製の底面フィルターは使用できるの?
A⑦条件に合う物であれば大丈夫です。
ブルカミアで使用する底面フィルターは、スリットのサイズが1.5mmサイズの物を
弊社では推奨しています。これは、1.5mm以下であると目詰まりを起こしやすく、
1.5mm以上であるとブルカミアの粒がスリットに入り込んでしまうためです。
この条件に合う底面フィルターは国内の製品ではあまり存在しません。このため、
弊社の底面フィルターを推奨しております。
◎ブルカミアを上手に長く使う方法
・残りエサが出ないように、エサは少なめに与える。
・飼育する魚はすくなめにする。
・ブルカミアの粒が崩れないように、丁寧に扱う。
※上記の内容は、あくまで弊社製品を使用する場合の結果です。他社類似品を使用する際の結果に関しましては、弊社は一切関知しません。
※ブルカミアは使用条件によって、期待される結果が出ない場合があります。また、飼育する生体の保証は一切できません。
あらかじめご了承ください。
※ブルカミアには苔の発生を抑制する効果はほとんどありません。